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【紹介】「前田利長論」(『研究紀要 金沢城研究』第16号、2018年3月)ほか

◆拙稿「前田利長論」(『研究紀要 金沢城研究』第16号、2018年3月)
<目次>
 ・はじめに
 ・第一節 豊臣大名前田氏の権力構造
 ・第二節 前田利長の権中納言叙任と「大老」昇格
 ・第三節 徳川家康との関係悪化
 ・第四節 「加賀征伐」説話成立の背景
 ・おわりに
 ・(附録)前田利長発給文書目録稿(補遺分・変更分)

※頒布・購入は、石川県庁1F/行政情報サービスセンターにお問い合わせ下さい。 
『研究紀要 金沢城研究』第16号の販価は370円です。

※第一節では、前田利長の大名取立以後を対象に、豊臣大名前田氏の権力・家臣団構造について検討。
 第二節では、慶長3~4年(1598~99)、前田利長の豊臣政権における立場がどのように変化したか、また、利長の権中納言叙任時期と豊臣「大老」(いわゆる五大老)への昇格時期やその位置づけを抜本的に再考する。
 第三節・第四節では、一般的にも著名な「大老」徳川家康による「加賀征伐」伝承を根本から考え直し、その伝承が近世の創作(=虚構)であることを同時代史料から立証する。
「おわりに」では、前田家伝来史料の一部に、政治的作為が加わっている可能性を個別具体的に指摘する。
※なお、「加賀征伐」虚構説拙稿「織豊期前田氏権力の形成と展開」(拙編著『前田利家・利長』戎光祥出版、2016年)、利長の権中納言叙任時期の通説否定は拙稿「秀吉死去前後の前田利長と宇喜多秀家」(『戦国史研究』74、2017年9月)等ですでに指摘済である(今回の検討ではそうした過去の検討をさらに詳細に掘り下げる)。
※前田利長発給文書目録稿(補遺分)は139通の前田利長発給文書のリストを掲載。

◆拙稿「金沢・尾山考」(『研究紀要 金沢城研究』第16号、2018年3月)
※天正年間(1573~92)における金沢・尾山という二つの地名に関する通説を批判し、二つの地名の関係性について私見を述べる。

◆拙稿「前田家編輯方収集にかかる宇喜多氏関係史料について」(『岡山地方史研究』第143号、2017年12月)
※前田家編輯方が明治期に採集した各種史料から、新出の宇喜多秀家書状(2通)や、宇喜多氏関係史料を翻刻・紹介。
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:zeigen
戦国・織豊期を中心に、あれこれ考えています。
単著『論集加賀藩前田家と八丈島宇喜多一類』(桂書房)、『宇喜多秀家』(戎光祥出版。シリーズ実像に迫る13)、『論文集宇喜多秀家の周辺』(同刊行会)・『宇喜多秀家と明石掃部』・『「大老」宇喜多秀家とその家臣団』・『豊臣期の宇喜多氏と宇喜多秀家』(以上、岩田書院)・『明石掃部の研究』(同刊行会)、編著『備前宇喜多氏』(「論集戦国大名と国衆⑪」岩田書院)、『前田利家・利長』(戎光祥出版)など。

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